「コタキ兄弟と四苦八苦 第8話」
今回のお話は表題にも関わってくるもので、話の軸はさっちゃん中心に回りました。

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ある朝突然コタキ兄弟の中身が入れ替わっていた!
兄貴が俺で、俺が兄貴で。
原因を探るために入れ替わる前どんな出来事があったのか思い出そうとするけれど、今度はさっちゃんまで巻き込まれることに!
どうする?レンタル兄弟!


今回はレンタル、全く関係なかったです!

さっちゃんの語りから始まる物語は、これまで謎に包まれていたさっちゃんの過去と生い立ちについて触れていくのです。

なぜ彼女は喫茶シャバダバでアルバイトをすることになったのか、彼女の父親は?

入れ替わりの物語なんて、現実離れしたファンタジー、と思っていたけれどちゃんと着地してよかった。これも安易な着地ではあったのだけれど、物語の本質はそんなところにはなかった。

さっちゃんは様々な別れを経験して、今シャバダバにいる。飄々としてて、ちょっと魔性で、最初はとっつきにくいキャラだなぁと思っていたけれど。
ムラタに告白した過去は意外だったし、あぁ私もつまらない常識に囚われているなぁとハッとさせられました。

コタキ兄弟との因縁(?)の関わりも。知れてよかったなとしみじみ思う、そんな回でした。

ただ。今回のポイントはもう1つ。
コタキ兄弟が入れ替わったときの、滝藤賢一さんの古舘寛治さんが演じる一路のものまね、古舘寛治さんの滝藤賢一演じる二路のものまね、これが秀逸だった!
びっくりするぐらい似ていて、もうものまねじゃないですよね、あれは。
何と言うか、演技派同士のガチンコ勝負って感じ清々しかった!!!

お二人ともさすがー。よく特徴を捉えていて、クセだとか話し方のちょっとしたトーンや間なんかが完璧。素晴らしかったなぁ。

次は吉沢悠が、高収入のカリスマレンタルおじさんに扮するらしい。
吉沢悠さん、先日は「病室で念仏を唱えないでください」にゲストで出てましたが、何となく田中圭と同系列の雰囲気じゃないですか?(そんなこと思うのは私だけ?)最近の田中圭人気に何となく押されてる感はあるけれど、確かな演技力爆発してました。 
コタキ兄弟との絡みも楽しみ!!!! 

五蘊盛苦→五蘊とは人の心と体のこと。それらから起こる苦しみや痛みから人は逃れることができない。そこから救われるには、五蘊皆空となるよう悟りを開くことが重要と言うこと・・・らしいです。