今期のドラマ、だんだんと終わりに差し掛かっていますねぇ。
最近のドラマはワンクールの話数が少ないため、どのドラマも三ヶ月目の最初の週くらいで徐々に終わりが見えてきちゃいますね。
視聴率や役者さんのスケジュールなど、さまざま問題があるとは思うのですが最終回を二時間にするくらいならば話数を増やしてほしいなぁ・・・個人的には。

さて。まだ「グランメゾン東京」が続いているので(しょうへいくんの今後どうなっちゃうの?)、総決算には早いけれど終わってしまったドラマもあるのでここらで1つの区切りとして。

とりあえず、今のところ一番面白かったなーと思えたのは「俺の話は長い」かな。

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最初は30分を毎回2話ずつ、と実験的な要素もあるゆるいドラマなのかなぁと思っていたけれど、中盤からどんどん面白くなってきて、毎回ほろっときて、笑えてという気持ちアップダウンの心地よさを感じられたドラマでした。
夢だったコーヒー屋をオープンしたものの結果的に閉めざるを得ない状況となり、以来定職につかず実家に寄生している満。そこに姉一家が家の改築の間だけと転がり込んでくる。その姉一家は再婚相手と娘との関係、当の娘の登校拒否など様々な問題を抱えていた。バリバリのキャリアウーマンで気の強い姉は、「私が出ていくまでに満を働かせる」と息巻くが、とうの満はどこ吹く風で相変わらず呑気な毎日を送っていた。

ともかく満(生田斗真)の毎度毎度の屁理屈が、最初は「何だと〜」と姉(小池栄子)と一緒になって怒っていたのだけど、嫌々ながらも姉一家の問題に接していく満の姿を見るにつけ、あの屁理屈もまあ役に立たないこともない、などと息子に甘い母親サイドに偏っていたりして。

最後どうなったのか正直わからないけど、このパターンで姉一家のところにまた問題が持ち上がったり(夫の転職問題、娘の進学問題など)、母親(原田美枝子)の恋人候補や経営している喫茶店の今後のこともあるし、まだまだいけますよね、このドラマ。
ゆるーく、一話30分ずつでいいから、ずっとやってくれないかなぁ。
深夜でも可。

いつも同じ寝癖をつけた生田斗真さんはじめ、小池栄子さん、安田顕さん、清原果耶さん、原田美枝子さんがとにかく良かった!!!!脚本も演出も色々いいのだろうけど、とにかく俳優さんの力って大きいって改めて思うドラマだった!!!!!


一方、ちょっと期待外れだったのが月9。
いやぁ、ディーンさんも格好いいし、蔵之介もいい味を出しているのだが・・・あの終わり方はないだろう。とても残念。

なんか思わせぶりに、全体を通してその存在を匂わせてきた犯罪を操る男守谷。
が、出てきたときに正直「これ誰?」感半端なかった。
いやいや、これみよがしに大物俳優出しても確かにしらける場合もあるけど、絶対別人だと思いましたよ、そんなことちょっとだけ匂わせていたけれど、ともかくこの人のはずない!!とか。

演じている俳優さん調べたら多くの作品に出ている人ではあったけれど・・・んー、ちょっと解せませんでした。ごめんなさい。

しかもあの相棒(岩田剛典)が綴っていた日記って何か意味があるのだろうと思ったけど・・・ただの日記だった!!まじですか!!
いや、ただしあと一回最終回後のアナザーストーリーみたいなのがあるらしいですよ。
ジャーナリストの木南晴夏が獅子雄(ディーンフジオカ)のことを調べに来るらしいけど・・・ビジュアルが探偵気取りの帽子をかぶっていていささか不安。コメディじゃないですよね?

この最終回後すぐの特別編って結構珍しい(ネットで!とか深夜で!みたいなのはよくあるけど)。こんなところで新風を巻き起こすフジ月9。さすが。

次の月9は「絶対零度」ですって!!まじですかー、またやるの?!んー・・・