映画「TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ」を観ました。

宮藤官九郎脚本・監督、長瀬智也主演のブラックコメディーロックミュージカル・・・とでも称せばいいでしょうか。
とにかくロックで、クドカンらしいてんこ盛りな作品でした。

 

バス事故で(?)地獄へ落ちることになった大助(神木隆之介)。最初はなぜ自分がそんなことになったのかよくわからず、しかも大好きなひろみちゃんについにチューいや告白すらできていないことに痛烈に後悔する。そこへ地獄のロックバンドのヴォーカル兼ギターのキラーK(長瀬智也)と出会い、現世に戻れるよう地獄の特訓を受けることになる。


展開の早いロックミュージカル映画で、クドカンらしいユーモアもてんこ盛り。輪廻転生を希望する大助だが、人間に生まれ変わるとは限らない。
様々なものに生まれ変わっては、地獄よりも早く時間経過してしまう現世の移り変わりを目にすることになる大助。そこには自分はいない。では、愛しのひろみはどこにいるのだろう?同じバス事故で亡くなったとしたら、もしかして地獄ではなく・・・天国にいる?

小鳥やザリガニ、果ては犬になり変わって現世に戻る大助。自分のいない未来で偶然にもキラーKにつながる人たちを目にしてしまい、徐々に心は現世でひろみとチューをすることから、キラーKの思いを届けると言うことに変わっていく。

様々な特訓の成果により大助がようやく掴んだ天国への切符、ただその天国は夢のように退屈な世界だった。
確かに天国よりも地獄の方が変化に富み、苦しく残酷でひどい世界ではあるのだけれど、何もないよりはマシかと思えてしまう。
ただ、死ぬと言うこと、生きることの意味というものをちゃんと盛り込んでいる、真面目に遊んだ作品だったなと思います。

豪華なキャストも見もの、特にcharと野村義男のギター対決は見ごたえありました(笑)