ファーストデーに映画に行きました。「美女と野獣」です。

ただ、観始めてから自分があんまりミュージカル映画が得意でないことに気づくと言う・・・



呪いをかけられ、野獣の姿にされた王子は同じく呪いをかけらけた者たちとひっそり、鬱蒼とした城に住んでいた。そこへ、村一番の美少女と言われるベルがやって来て、王子の瞳の奥に宿る優しい心を見出していく。 

こう言う映画は、ひねくれた仕掛けもなくただその世界に浸れるので安心して観られます・・・が、やっぱり「なぜそこで歌うのだ」みたいな、ひねくれた自分もいてどっぷり浸かるのは難しかったかな。

単純に衣装やセットの素晴らしさ、テーマパークに来たような高揚感はあり、特にあらゆる道具に姿を変えられたかつての城の住人たちの描き方はさすがで、おとぎ話を実写化することへの抵抗感は全くありませんでした。 

でも、野獣の王子もたくましく優しい男という感じで嫌いじゃなかったかな・・・

全てが散った時に野獣の運命が決まるというバラの花びらが落ちるたび、彼の孤独と哀愁が色濃く感じられて、個人的にはすごくいいシーンだったなと思います。

最初から最後まで世界観が確立していて、善悪とは、恋愛とは、そして大切なものとは、というテーマを非常にわかりやすく、優しく語りかけてくれるような、そんな映画でした。

そして・・・これを観た翌日には、Mステに西島隆弘さんと宇野実彩子ちゃんが登場してYouTubeにUPして話題の、「美女と野獣」を披露していましたね。ガラスの器に入ったバラの演出、見事だったなー。