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2020年02月

演技派のものまね合戦「コタキ兄弟と四苦八苦 第8話」

「コタキ兄弟と四苦八苦 第8話」
今回のお話は表題にも関わってくるもので、話の軸はさっちゃん中心に回りました。

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ある朝突然コタキ兄弟の中身が入れ替わっていた!
兄貴が俺で、俺が兄貴で。
原因を探るために入れ替わる前どんな出来事があったのか思い出そうとするけれど、今度はさっちゃんまで巻き込まれることに!
どうする?レンタル兄弟!


今回はレンタル、全く関係なかったです!

さっちゃんの語りから始まる物語は、これまで謎に包まれていたさっちゃんの過去と生い立ちについて触れていくのです。

なぜ彼女は喫茶シャバダバでアルバイトをすることになったのか、彼女の父親は?

入れ替わりの物語なんて、現実離れしたファンタジー、と思っていたけれどちゃんと着地してよかった。これも安易な着地ではあったのだけれど、物語の本質はそんなところにはなかった。

さっちゃんは様々な別れを経験して、今シャバダバにいる。飄々としてて、ちょっと魔性で、最初はとっつきにくいキャラだなぁと思っていたけれど。
ムラタに告白した過去は意外だったし、あぁ私もつまらない常識に囚われているなぁとハッとさせられました。

コタキ兄弟との因縁(?)の関わりも。知れてよかったなとしみじみ思う、そんな回でした。

ただ。今回のポイントはもう1つ。
コタキ兄弟が入れ替わったときの、滝藤賢一さんの古舘寛治さんが演じる一路のものまね、古舘寛治さんの滝藤賢一演じる二路のものまね、これが秀逸だった!
びっくりするぐらい似ていて、もうものまねじゃないですよね、あれは。
何と言うか、演技派同士のガチンコ勝負って感じ清々しかった!!!

お二人ともさすがー。よく特徴を捉えていて、クセだとか話し方のちょっとしたトーンや間なんかが完璧。素晴らしかったなぁ。

次は吉沢悠が、高収入のカリスマレンタルおじさんに扮するらしい。
吉沢悠さん、先日は「病室で念仏を唱えないでください」にゲストで出てましたが、何となく田中圭と同系列の雰囲気じゃないですか?(そんなこと思うのは私だけ?)最近の田中圭人気に何となく押されてる感はあるけれど、確かな演技力爆発してました。 
コタキ兄弟との絡みも楽しみ!!!! 

五蘊盛苦→五蘊とは人の心と体のこと。それらから起こる苦しみや痛みから人は逃れることができない。そこから救われるには、五蘊皆空となるよう悟りを開くことが重要と言うこと・・・らしいです。

シロクロパンダはシロクロつけられるのか?

グラミー賞で記録的な快挙を樹立したビリーアイリッシュ。
実にタイムリーに主題歌に起用していたドラマ、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」

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わたくし、洋楽に全く明るくないのでこのドラマでビリーアイリッシュを知りました!
「何この歌、格好いいじゃん!!」となり、早速ダウンロードしたのですが、当たり前ですね・・・グラミー賞歌手ですもんね。

そんな感じで、センスは断然尖ってると思われるこのドラマ。オープニングの音楽もアガるいい曲だと思うんです。

ただ・・・なぜかそんなに話題になっていない。私の周りだけでしょうか。
視聴率も奮ってない。

いや、視聴率はいいんです。カルト的な人気を誇るドラマって案外初回の放送では視聴率がイマイチだったりすることありますし、今はどのように視聴されているか数字だけではわからない部分もたくさんあると思いますし。

けれど、そんなに話題になっていない気がする・・・これはどうしてなのか。 

大人気俳優を前にして何なのですが、横浜流星くんがどうも役にハマっていない気がします。それ以上にこの役柄に難アリと見ております。

確かに、アクションシーン(だけ)では時折Yahooニュースに上がっています、たぶん狙っていると思う。意外にも肉体派(ああいうのを細マッチョと言うのか?)の彼がアクションシーンも見事にこなしていますし、あの動きはファンだったら必見ですよね。

これはダブル主演の清野菜名さんにも言えることで、彼女はもともとアクションシーンが得意。それが楽しみの1つでもありました。

ただどうも入り込めない、今ひとつ。

それはひとえに、横浜流星くん演じる直輝のキャラクターに問題があるのではないのか。


直輝は、とにかく大好きだった父親(これを田中圭が演じると言うオマケ付き)が殺された原因を突き止めたい。
そのために、まず原因と考えられる事件関係者とコンタクトを取っている。しかもその事件の被害者であった女性と、今は婚約中と言う訳ありの匂いぷんぷん。

その上で、彼がミスパンダを使ってシロクロつけることになるきっかけを作ったのがミスターコンプライアンス(この別名要るのか?)と名乗り、現役の大臣である彼女の父親。

とになく直輝が、いくら好きだった父親が清廉潔白な刑事であり、困ってる人を助けろと言い遺したからと言って、そこまで執拗に自分には直接関係のない事件でシロクロつけることにこだわる理由がよくわからない。

彼の目的は父親の復讐のはず。

ただ、前回はその父親が事件の首謀者であったと言う報道がなされたところで終わるのだけれど、その反応も演出なのか何なのか、あそこまで部屋で暴れまわるとは、唐突すぎました。

直輝はこれまでの発言からすると、父親の事件の真相を掴むために、その原因と思われる誘拐事件の関係者と恋仲になり、裏の顔を支える影の存在となるなど、かなりクールな策者ですよね。

そして自分の恩師である門田教授の患者である川田レン(清野菜名)に近づき、彼女の別人格を利用することで理想の相棒「ミスパンダ」を得ることになった。
かなりかなり冷静で、セリフにもあるように手段を選ばない冷酷な面が垣間見えますよね。

なのに、時折とんでもなく感情的になるのがどうもチグハグな気がしてくるのです。

そしてレンに対する態度が甘すぎるし(これはそう言うシーンを盛り込んで女性ファンを喜ばせる作戦?)、逆に婚約者に対する態度があまりにも雑。これはいかん。
本心が別のところにあるクールな男、と言うならそれでもいいでしょう。
ただ、父親にあそこまで執着する息子、過去に苦しみ自分を責めるレンに妙に肩入れして優しく接する大学生・・・がどうにも冷酷な面と重ならない。キャラクターとしては整合性がない気がしてくるのです。

もしかして今後、その謎も明かされて辻褄が合う日が来るかもしれないのだけれど、それではちょっと遅すぎる。

主人公がチグハグなところに、浮世離れしたミスパンダというキャラクターが絡むことによって、やや置いてけぼり感否めない仕上がりになっている気がして残念です。

一応頑張っているのが、スクープのためだけに動く男、要潤!
けれど、彼もちょっと何考えてるかわからないところありますね。でもこれはまだ理解の範囲内。直輝の父親の謎を解く重要な鍵をもっているのは事実。

まさか、大臣が自分の好感度上げるために娘を誘拐させた、とかそんな結末じゃないですよね?

ともかく、清野菜名ちゃんが好きなので、最後まで見届けたい!けれど…もう少し話題になってもいいと思うのだけど、残念ながらしっとりさくさく進んでます。

脇にはなるけど、椿鬼奴もまあまあいい味出してるんだけどなぁ。

個人的には惜しい!と思わざるを得ないドラマです。

病よりも苦しいことがある「コタキ兄弟と四苦八苦第7話」

コタキ兄弟と四苦八苦。第7話は、門脇麦さん登場!!楽しみにしていました。

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今回レンタル兄弟がお願いされたのは、「音信不通になった女性、神野あかりの安否確認」。遠方に住む知人からの依頼だ。

実際兄弟が部屋に行ってみると、郵便受けは満パン、電話も電源が切られているし、インターホンには応答がない。
いよいよこれは中で死んでいるのではと帰りたがる二路(滝藤賢一)に対し、真面目な兄一路(古舘寛治)は報酬を前受けしているからと何とか安否確認を試みようとする。
試しに手をかけた玄関ドアがすっと開いたと思ったら、何と玄関先までゴミの山であふれる汚部屋が現れた!そして恐々足を踏み入れた部屋ではゴミに埋もれた神野あかり(門脇麦)がぼうっと眠っていた。


看護師をしていたあかりは職も辞め、ひたすら家に篭って「面倒臭い」を繰り返すだけだ。

面倒臭い、略してめんどぅー状態に陥ったあかりの言葉に、なぜか共感し徐々に「めんどぅー」になってくる二路。
真面目な兄は、あかりにどうにか生きていく光や希望を見出して欲しいとあれこれ説得をかけるが、あかりの真っ直ぐな質問に我が身を振り返り、結局返事に窮してしまう。

自分の望んだ人生を送っている人なんて、この世にどのくらいいるのだろうか。

それは二路が茶化すように言った「孤独死も数が多くなったら自然死に入るのではないか」と言う言葉に似て、絶望しようと思えばいくらでもできてしまうような問題。

あかりは病院での仕事に疲れ、ゴミ出しルールに添えなくなり、ゴミが溜まった部屋で疲弊して引き篭もった。洋服もそのまま、探し物は見つからない、ともかく何もかも「めんどぅー」。

風呂にも入っていなかったあかりを何とかまともな状態戻そうと、兄弟はレンタル分の仕事をしようとするのだけれど、結局あかりは復活したのか、わからないまま終わります。


孤独という1人ではどうしようもない状況が、疲弊し切った心に棲みつく怖さ。
あかりが罹ったのは、精神の病だったのか、孤独という病巣なのか、どちらが先でも人間1人の人生を意味のないものに貶める可能性があるのだと思うのです。

命を粗末にしないで、あなたの人生をこのままにしてはいけない。

耳障りのいい励ましの言葉はいくらでもあるけれど、そんなことより誰か1人でも気にかけてくれる存在があるということの方がよほどか救いになる、ということなのだと思う。

それにしても確かに草木になるっていいものかもしれないな・・・樹木葬って言葉もあるくらいだし。
そしてゴミに包まれても花に包まれても門脇麦さん、可愛かったな・・・。

今回はじんわりはしなかったけれど、ふふふ、と頬が震える楽しさがあり、同時に情動感染について考えさせられました。何ならプラス思考を感染させよう。


次は何と兄弟の中身が入れ替わる?!そんな昔からの使い古されたような設定だけれど・・・コタキ兄弟になるとどうなるのか。もしかしてさっちゃんまでもが?!
次回も楽しみです。 

人を追い詰める嫉妬の正体「知らなくていいコト第7話」

毎週書いちゃってます。「知らなくていいコト」

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あのぐわしっのいきなりチューからーの、まったりした空気の中始まりました。第7話。
あれですよね、コトが終わったということで、いいんですよね?

(そう言えば、優しくして欲しいと吠えたあの尾高のチューは他の方からも同様の指摘があったようで吉高由里子さんから「首は大丈夫です」といった釈明呟きがありました。そうか、みんなは吉高さんの首がどうかなっちゃったんじゃないかと心配していたんですね、なるほど)


そんな中、校了前日という週刊イーストの最悪の1日が始まった。

(ここからネタバレ含みますのでこれから見るかたは注意してください)


まずはデスクの黒川が高熱ゲホゲホ状態で無理やり出社しているが(これ働きかた改革で一番問題になるやつ)熱が40度であることが発覚しインフルエンザ検査のため強制退社、実名告発のスクープが飛びそうになり差し替えの準備を急遽迫られた面々はそれぞれ記事を出し合いまとめにかかるが、肝心の編集長は大物作家のワガママのため会食に駆り出されることになり一時的に席を離れなければならない。

一時的にデスクを任されたケイト(吉高由里子)も奔走し、記事を仕上げるが気になるのは尾高(柄本佑)のこと。
今後自分はどうしたいのか、どうなっていくのか、まだ迷いの中にいた。

黒川はインフルではなく、編集長の岩谷(佐々木蔵之介)も無事戻り、実名告発の記事も無事間に合うことになり、一同ほっとした空気に包まれる中、何と、告発の末に夫を取り戻せなかった桜庭洋介の妻(三倉茉奈)が、ケイトを逆恨みしナイフを持って乗り込んできた!! 

刺されるケイト!!
とどめを刺そうと覆いかぶさる妻!!!!
そこへ
割って入ったのはたまたま居合わせた尾高!!!!

ケイトも、背中を刺された尾高も大事には至らなかった。

が、その一部始終を週刊イーストの面々は動画で押さえており、再び岩谷の指示で週刊イースト襲撃事件一部始終がトップ記事とするよう、また編集部に活気が漲る。

もともと校了日の喧騒からは離れた部署にいる春樹(重岡大毅)は、活気づく編集部内で取り残されたように感じる。いい感じになっていた小泉も、たまたまケイト襲撃の際に動画を撮っており、その編集に駆り出されていた。

ぽつーん。

そこへ「お前暇なら飲み物買ってきてー」の声。プライドズタズタ。

先週の予想どおり、ケイトを刺したのは愛人と別れさせたくてリークしたのにうまくいかなかった桜庭の妻、そしてケイトを窮地に追いやるのは尾高に歪んだ嫉妬を向けた春樹。

本当に嫉妬というのは厄介な魔物。
とうとう春樹は、訳のわからない他社の週刊誌にケイトが連続殺人犯の娘であることをリークしてしまうのだ。

最低ー、低い声が思わず出てしまったラスト。
こんなにも嫉妬は人の心を顔を醜くしてしまうのか。

それにしても、今週一番格好良かったのは、岩谷!!!
佐々木蔵之介!!!!!

俺が責任取るぜ、の姿勢が何とも清々しくて潔くて格好良かったー。この役、本当に合っている!


ただ・・・最低男春樹が最後に言っていた言葉は染みますね。
「不倫の末に産まれた子供が、他人の不倫を暴いてるってどうなんですかね」

いやいやいやいや、その週刊誌に関わってるのキミでしょー!!春樹は退職するつもりなのか? 
仕事への情熱と愛を失った男・・・惨めですねぇ。

不倫の末に産まれた子供が週刊誌の記者で、殺人犯の娘かもしれない。

この逆境はいくらケイトにでも高すぎる壁だろう。今度はスクープされる側になったケイトは、この先どうやって自分の居場所と人生を取り戻していくのか。スクープのネタ自体はケイトではなく、親が引き起こしたことで彼女に責任がないと言えばそうなのだけれど、ケイト自身もどうしようもない愛情の中に今はいる。そのことがケイトを苦しめていくのかもしれない。
尾高さん、やっぱり我慢しなきゃだったよー。

そして・・・結果的に一番気になるのが、未だに明かされれない乃十阿の殺人の動機。ここにラストへの鍵がある・・・と思う。

ハムラアキラは、美しいシシドカフカの横顔がキモ

NHKドラマ、シシドカフカ主演の「ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜」を見ています。

最初はそんなに続けて見るつもりもなかったのだけれど、1話に続いて何となく見た第2話「静かな炎天」がまるで短編小説のような文学的な匂いのするストーリーで、ちょっと見る姿勢が変わったのです。



あんまり現実離れし過ぎても引くのだけれど(全て幽霊だった、という結末とか)、少しだけ常軌を逸した加減が程よくてついつい引き込まれます。

そして第3回、カメレオン俳優が中村倫也なら、女カメレオンは確実にこの人!の松本まりかさんが出演して、本性がわかりづらい女を見事に演じ切って貢献。

これまで4回放送終了していて、4回目はスレスレなところを綱渡りしていくような話ではありましたが、紺色という色をキーワードに全体に一貫したムードがあって良かった。

とにかく主演であるシシドカフカ演じるアキラは、誰にも媚びない、そういうわけで仕事も続かない、家も定まらないという本がお友達のコミュニケーションスキル最低の女。
今はどういうわけか、書店を手伝いながら間借りする形で探偵業をやっている。
とはいえ、無名の探偵に仕事などあるはずもなく、腐れ縁の村木が押し付けてくる厄介な仕事に都度首を突っ込んでは危ない目に遭う、というストーリー。
一見、会話のできない、無愛想で人嫌いの女、と思うけれど、その実毎回お節介のような優しさを見せて、深みにハマっていくという謎多き女。

シシド・カフカ、吉高由里子主演のドラマではバッサリショートカットを披露していましたが、今回は少し伸びてゆるパーマのボブカット。

その横顔が何とも美しく、彫刻のよう!

ボソボソと話す無愛想なトーンも、キャラクターに合っていていいんです。

エリート刑事・管理官岡田を演じている間宮祥太朗が、なぜかアキラの目の前に現れてはあれこれ助言をしていくのだけれど、とにかく笑顔なし!チャラさが皆無!!渋くて暗くてクール!!!
何を考えているかわからない、警察上層部の人間というキャラを崩さない。
彼が出ているドラマをそんなに見ていないのでしょうか、こういう顔は珍しい気がして新鮮です。


全体的に暗いドラマですが、嫌な感じがないのは文学的なナレーションが画面に合っているからでしょうか。もしかして、もうすこし古い時代の設定でも似合いそう。

若竹七海さんが長年書き続けてきたシリーズ小説が元になっているよう。
残念ながら存じ上げないのだけれど、20年書き続けているとのことなので相当思い入れの強い主人公なのでしょう。


 
もしかしてファンにとってはドラマ化については色々言いたいことがあるのかもしれませんが、読書経験外の私から見ると、このドラマは結構好きなタイプです。

NHKということでCMの区切りのないところも、見やすい1つのポイントかもしれない。
次は「悪いうさぎ X」という話。女子高生対アキラだそうですよー。 
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