映画好き!ドラマ大好き!とにかく観なきゃ始まらない!

映画好き!ドラマ大好き!!LULUが、興行収入・視聴率に関係なく映画・ドラマを好き勝手にレビューします。愛溢れるエッセイをどうぞお楽しみください!

2017年01月

映画「ジュリエッタ」

大好きなペドロ・アルモドバル監督の最新作「ジュリエッタ」を観ました。

ある短編小説を原作として、 アルモドバル監督が母と娘の数奇な運命を描く本作。

ジュリエッタは、長らく住んだマドリードを去る決意をした。1人アパートで暮らしていた彼女は、恋人からの愛に満たされている。
ところが、いよいよ街を出るという日に偶然娘の話を聞いてしまい、ひどく動揺してマドリードにとどまることを決めてしまう。ここ最近誰にも語ることのなかったジュリエッタの過去。もぎ取られるようにして別れることになった娘との確執、誤解、愛、そして後悔。乱れたジュリエッタの心を鎮められるのは一体誰なのか。

とても美しい若き日のジュリエッタ。
突然訪れたある人物との別れに心を乱された彼女は、すがるようにして愛した男との間に愛しい娘を設ける。ただ彼女の心には小さなシミのような不安が付きまとい、ついにはそれに耐えられなくなっていく。
ジュリエッタの愛は信じる対象を求めて彷徨い、ついには身近にいる人をも遠ざけていく。


とにかく、ペドロ・アルモドバル監督のセンスが大好きです。
ストーリーも魅力的なのですが、冒頭からの色彩の鮮烈さに心奪われ、画面に映る何もかもが美しく素晴らしい。
もう終始うっとりしっぱなしで、やはり映画館で観るのがいいなぁと思えた作品でした。



そして、スペイン語の響きも本当に好きだなぁ・・・。
今更、外国語を一から習うってありなのか・・・スペイン行きたい!!!
 

2017冬ドラマ 今週スタートのドラマ!!!!

1/22(日)スタート!

「視覚探偵 日暮旅人」日曜日22:30〜

スペシャルドラマだったこちらが連ドラになって帰ってきた!
視覚以外の感覚を失った旅人(松坂桃李)は、匂いや感情なども全て「視ることができる」という特殊能力を持つ。それを生かして探し物探偵をしながら、相棒の雅彦(濱田岳)と血の繋がらない娘と3人で暮らしている。娘の通う幼稚園の先生である多部未華子と共に今回は旅人を襲った過去の事件にも挑む。

スペシャルドラマも見たし堤幸彦演出なので、こちらはチェックしようかな。
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1/23(月)スタート

「突然ですが、明日結婚します」月曜日21:00〜
ここへきてようやく月9がスタート。

仕事熱心で能力も高い銀行員のあすか(西内まりや)は、プロポーズ待ちだった恋人に振られるも、婚活に励み、ある日理想的な男である竜(山村隆太)に出会う。ただ彼は結婚する気の全くない男で、価値観がまるで正反対。それでも互いに惹かれ合う二人の恋愛模様はどうなっていくのか。

最近のお決まりパターンである人気コミックのドラマ化。
ただ・・・相手役の山村隆太って誰だ?!と思っていたら、ロックバンドflumpoolのヴオーカルの人ですって!
演技ができるのか甚だ未知の世界ではありますが・・・いろんな意味で話題の月9になりそう。
それにしても、意識高い系の仕事人間が結婚願望強いってちょっと矛盾してる気がするけど、そうでもないの?!

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みなさま、よいドラマライフを。

映画「at Home アットホーム」

映画「at Home  アットホーム」を観ました。2015年日本。

和彦(竹野内豊)は、息子2人と娘が1人、そして美しく明るい妻(松雪泰子)とで一軒家で仲良く暮らしている。
ただ、和彦の職業は空き巣、そして母親もまた男を騙してお金を巻き上げているのだった。
そう、和彦たち家族は寄せ集め。他人同士だった5人は偽りの家族として幸せな日々を手に入れたのだったが、ある日それを揺るがす事態が起きる。




本多孝好さんの同名小説が原作のようです。

家族で食卓を囲むシーンが始めに描かれるのですが、それはもう不自然なほどに皆が素直に家族の一員として明るく好意的に接している。
本物の家族ではないからこそ、余計にそのコントラストが胸に迫り、偽りだからこそ大事にしているという痛々しい気持ちが伝わってきます。
和彦始め、集まってきた家族はそれぞれの「本物の」家族とはうまくいかず、手放さなければならなかった人ばかり。行き場を失った彼らは、だからこそ家族のありがたみが身にしみている。

いびつな関係性ではあるのだけれど、他人同士が2人集まって、そこから作って行くという家族の本質をついた話なのかもしれません。

中でも、和彦の刑務所の時代の仲間であるゲンジ(國村隼)が仕事について言う「どれだけ本物に近づけるかということではない、どれだけ自然に見えるかなんだ」という言葉が、この物語の核となって家族のあり方を問いかけます。

痛々しい松雪さんがとてもいじらしくていい。

ただ・・・吉本が制作に絡んでいるからか、肝心なキャストが芸人さんだったのがちょっと興ざめしちゃいました。もうすこし没個性な人の方が物語に集中できたかな・・・

at Home (角川文庫)
本多 孝好
角川書店
2013-06-21



at Home [DVD]
竹之内豊
よしもとアール・アンド・シー
2016-01-27





 

映画「ピンクとグレー」

映画「ピンクとグレー」を観ました。2015年日本。

ジャニーズのNEWSのメンバーである加藤シゲアキ原作の小説を行定勲監督で映画化された本作。
冒頭から、コンテンポラリーダンスが随所に挟まれ、物語のエンディングから入るという演出でどこか海外の単館ものの作品のような雰囲気をかもし出します。
さすが行定監督という画面構成が、物語の青春っぽさを独特の感性で描き出していました。
 


河田大貴と鈴木真吾は石川紗理と共に小学校からの幼馴染。途中で引っ越してしまった紗理とは離れてしまうが、その後も一緒にバンドを組むなどつるんできた大貴と真吾。
読者モデルにスカウトされたことで、芸能事務所に所属し、それぞれエキストラから始めた2人だったがある作品への出演がきっかけで、スターの座を一気に駆け上る真吾。一方、うだつが上がらず再開した紗理とともに取り残された大貴は、フリーターをしながら細々とエキストラなどをこなすが、真吾のバーターになるのが嫌で喧嘩別れしてしまう。のちに再開した2人は元のように意気投合し酒を酌み交わすがそんな折、「あの事件」が起こる。


小説を元にして行定勲監督がアレンジをしたということで、この映画は二部構成で作られています。
小説の世界、そして小説を作り出した世界。
主人公を中島裕翔が演じることで、まるで虚構と現実を取り違えたかのような不思議な世界が広がります。やや後半にダレる印象がありますが、渋谷を舞台にした若者の青春映画というムードはとてもいいです。
きっと若いからこそ描ける世界であって、いい意味でファンタジーであり、いい意味で青臭いストーリーであります。
それを行定勲監督がアレンジするとこういう感じになるんだ・・・と妙な感動を覚えました。
本物であるはずの世界がモノクロで描かれており、空想と虚構に色付けがされている・・・これが後々まで響いてきます。

非常に後味のいい作品。ジャニーズ関係の作品であるのに、主題歌がアジカンというあたりも一役買っているのかな。

加藤シゲアキさんの作品は読んだことがないのですが、一冊で終わらなかったところにその実力が伺えます。

ピンクとグレー (角川文庫)
加藤 シゲアキ
KADOKAWA/角川書店
2014-02-25





映画「僕だけがいない街」

映画「僕だけがいない街」を観ました。2016年日本。

 

絶賛された漫画の映画化ということです。


売れない漫画家である藤沼はアルバイトで生計を立てる毎日だが、時々「リバイバル」という現象に巻き込まれていた。それは事件がある瞬間に立ち会うと、それを阻止するまで何度でも時間の流れを行ったり来たりするという特殊な現象。
そんなある日、リバイバルの真の原因を突き止められなかった藤沼の、母親が何者かに殺された。バイト先の同僚で天真爛漫、芯の強い片桐愛梨に引っ張られるようにして、藤沼は「リバイバル」を待ちながらその真相を追求する決意をする。
そして彼が戻った時は・・・何と18年前の小学時代だった。


母親の死を阻止するために、かつて起こった連続幼女殺人事件の真相を明らかにすることを決意する藤沼。大人の意識を持った小学生が、同級生や先生、親たちの手を借りながら、孤独な少女を救おうとする姿は格好良く映ります。
ただ、2時間という枠の制限があるせいか、連続殺人事件とネグレクトにあっている少女を救うということのややこしい関係性を今ひとつクリアにできないままに、未来が変貌して行くのには釈然としない気持ちが残りました。
そして・・・・仕方のないことかもしれませんが、冒頭で犯人の目星がついてしまうという配役の難しさ。
何か、犯人だけが時の流れをしっかりを刻んでいて、周囲の人間がそうでもないという矛盾と、救ったと思われる事件だけれど、本当に救ったことになるのか。それは自己満足に過ぎないのではないか・・・と色々と思うところがあって、心から「よかった」と思えない仕上がりでした。

絶賛された漫画はもう少し違う側面が見えてくるのかもしれないですし、実写だからこその強引さは否めないのかもしれません。

ただ・・・これは藤原竜也というよりは、子役の二人の演技が際立った映画だという印象。
有村架純ちゃんのカラッとした演技は思ったよりすんなり入れました。可愛いですねぇ、やっぱり。

漫画は8巻で完結のようですね・・・



 
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