映画好き!ドラマ大好き!とにかく観なきゃ始まらない!

映画好き!ドラマ大好き!!LULUが、興行収入・視聴率に関係なく映画・ドラマを好き勝手にレビューします。愛溢れるエッセイをどうぞお楽しみください!

映画「美女と野獣」

ファーストデーに映画に行きました。「美女と野獣」です。

ただ、観始めてから自分があんまりミュージカル映画が得意でないことに気づくと言う・・・



呪いをかけられ、野獣の姿にされた王子は同じく呪いをかけらけた者たちとひっそり、鬱蒼とした城に住んでいた。そこへ、村一番の美少女と言われるベルがやって来て、王子の瞳の奥に宿る優しい心を見出していく。 

こう言う映画は、ひねくれた仕掛けもなくただその世界に浸れるので安心して観られます・・・が、やっぱり「なぜそこで歌うのだ」みたいな、ひねくれた自分もいてどっぷり浸かるのは難しかったかな。

単純に衣装やセットの素晴らしさ、テーマパークに来たような高揚感はあり、特にあらゆる道具に姿を変えられたかつての城の住人たちの描き方はさすがで、おとぎ話を実写化することへの抵抗感は全くありませんでした。 

でも、野獣の王子もたくましく優しい男という感じで嫌いじゃなかったかな・・・

全てが散った時に野獣の運命が決まるというバラの花びらが落ちるたび、彼の孤独と哀愁が色濃く感じられて、個人的にはすごくいいシーンだったなと思います。

最初から最後まで世界観が確立していて、善悪とは、恋愛とは、そして大切なものとは、というテーマを非常にわかりやすく、優しく語りかけてくれるような、そんな映画でした。

そして・・・これを観た翌日には、Mステに西島隆弘さんと宇野実彩子ちゃんが登場してYouTubeにUPして話題の、「美女と野獣」を披露していましたね。ガラスの器に入ったバラの演出、見事だったなー。




 

映画「スポットライト 世紀のスクープ」

映画「スポットライト 世紀のスクープ」を観ました。2015年。



カトリック教徒の多いボストンで、神父による集団児童虐待事件をスクープした実話を元に制作された本作。
教会が地域に貢献し、人々の拠り所となっているために、見過ごされてきた真実。それらを追求するも家族や周囲の理解を得られないというこの一大スクープを、諦めることなく追い続けた記者たちの戦いのドラマになっています。

こういった宗教にまつわる話というのは、なかなか理解しづらくどちらかと言えば苦手なジャンルです。
このスキャンダルを記事にすることがいかに難しいか・・・などということは、本当の意味では理解できないし、ただ悪を暴くということ以外に絡み合う複雑な事情などを事細かに感じることができないからです。

心を閉ざし、人を信用できなくなっている頑なな心をどうやって溶かし、こちらに向いてもらうのか。
駆け足とは言え、めげずに立ち向かうことを決意したメンバーたちが葛藤しながら前に進む姿には格好良さを感じました。
それが実話を元にしている、と聞くとなおさらにストーリーに厚みが出てきて、静かながらも強い意志を感じさせるのです。

ここでは真実こそが重要。
派手なアクションや巧妙なトリック、か弱く美しいヒロインに屈強なヒーローなどという図式ではないのだけれど、正義が勝つというラストは清々しい気持ちになれます。


スポットライト 世紀のスクープ[Blu-ray]
マーク・ラファロ
VAP,INC(VAP)(D)
2016-09-07


映画「さよなら歌舞伎町」

映画「さよなら歌舞伎町」を観ました。2015年日本。

一流ホテル勤務のはずだったと自分を押し殺して働くラブホ店長(染谷将太)と、プロデビューを夢見て音楽プロデューサーと関係をもつその恋人の沙耶(前田敦子)。韓国から夢を叶えるために日本にやってきて、それぞれ秘密を持ちながら暮らしているヘナとチョンス。夫を殺してくれた男(松重豊)と駆け落ち同然で逃げている女(南果歩)、時効の15年は目前に迫っている。
訳ありの男と女、それぞれの想いを抱えながら、新宿歌舞伎町のラブホ「アトラス」に集い、そして散っていく。
そんなラブホの一日を描いた作品。


 

表示される時間とともに、観ているこちらも一日をともに過ごしているような気分になる作品でした。
本当はこうじゃなかったのに、と道がそれたポイントに戻ることもできず、そもそも戻りたいという気持ちがあるのかもわからずに、日々を過ごしている男と女。
ただ一生懸命だったはずで、誰からも責められることなんてないのに、でも少しも迷いがないかと言えば嘘になる、そんな普通の、当たり前の人たちを追った本作。

特に劇的なことでもなく、でも退屈ではない、誰にでも当たり前にある一日という時間をそれでも進むしかできない気持ちとともに一緒に駆け抜けた、そんな達成感のある作品でした。

特に、時効を控え、息を潜めて愛しい男を守ろうと必死で生き抜く女、南果歩が圧巻。
最後に彼女が観た景色は、どんなものだっただろうかとそんな想いにとらわれました。

どんな場所でも、どんな暮らしでも、強い気持ちで乗り切ろうとする、「人」としてのしなやかさ、たくましさをじっくりと感じさせられました。

抜け出すことというのは、思った以上にしぶとくて手強い。そこに向かう覚悟ができたとき、人は別の場所にいくことができるのだと、そんな風に思う。


 
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